舞響

舞台という魔境の地に魂を捧げた小人の手記

社長の話は予定より5倍長い

昨日はミーティング日だった。

 

何のミーティングかというと、

新しく会社を立ち上げるためのミーティング。

 

今の会社を月末で退職して、

新しい会社を立ち上げると決意してから、定期的に場を設けている。

 

昨日のそれは元々予定されてたわけではなく、

仕事が早く終わりそうだったので、

「この後どう?話しておきたいことがあって」

ということで急遽、喫茶店に集まった。

 

内容は、確定申告の話や取引先の話。

 

先日、社長にメールで某チャットアプリの導入方法や

基本的な使い方をレクチャーしたところで、

「そういえば、ありがとね」なんて話にもなった。

 

(ここで言う、社長というのは、新しく立ち上げる会社の社長。)

 

 

いや…その… そこまでは良かったんだけども。 問題はそこからだった。

 

再来月の、

厄介な取引先①×厄介な取引先②=全くもって厄介な仕事 

が、如何にしてそこまで厄介であるのか、という説明に

社長はざっと1時間ほど費やした。

 

会社を立ち上げようというのだから、仕事は選んでいられない。

ただ、安価でサービスする気もない、という社長の強気な姿勢。

 

とても丁寧に説明されたが、おそらく社長が言いたかったことは、こういうことだ。

 

その「全くもって厄介な仕事」では、

まさにその板挟みになる可能性が高いから、

業界の諸先輩方に翻弄されず、あなたの立場なりに、

その立場の範囲で、すべき仕事をしなさい。

 

うん。まとめたら4行になった。

 

 

うちの社長は1から10を説明するのに、

1→1.5→2→2.5→3→…

という過程を踏むタイプで、

こと”話をする”という行為に、人一倍時間を使う。

 

曰く、”過程も理解して欲しい”らしい。

 

その考え方には、基本的に賛成しているし、

だからこそ、今後もついていこうと思っている次第だが、

あることに気づいた。

 

今までは、その”ちょっと丁寧な”話を

仕事をしながら、話半分、いや七分くらいでは聞いてたかな。

 

だからそう、喫茶店で、正面に座って、

真っ向から話を聞くのは、結構エネルギーを使う。

 

 

 

……なんでそんなに怒ってんの?って思った?

いや、別に怒ってはないんだけど…。

 

その説明をするには、社長が「この後どう?」と言ったところまで遡る。

 

社長は(月末で辞める予定の)会社で仕事をしながら、

さっと近づいてきて「この後どう?話しておきたいことがあって」と言った。

 

そこで私が少しだけムッとしたのを感じ取った社長は、

「30分くらいで済むんだけど」とフォローを入れてきた。

 

そう、予定は30分だった。

 

それがその”厄介な仕事”の話題も含め、2時間半にも及んだ。

 

 

社長の”とくせい”は理解していたつもりだったので、

30分と言われた段階で、1時間と予想していたが、

読みが甘かった。 

 

これでも”その話は前にも聞きましたフェイス”で

少しは話を縮めたつもりだが、

にしても会社の抑圧から解放された社長の話は、予定より5倍も長かった。

 

今後、確定申告やら色々覚えなくてはいけないことがある中で、

社長の話を”自然に”短く切り上げてもらう方法も

勉強しなきゃいけないのかもしれない…。

 

 

ちなみに、「この後どう?」の時に、少しムッとした理由は、

社長のコソコソ話が、あまりにも”それっぽすぎる”からであって、

あくまで「え?ちゃっちゃと帰りてェんだけど。」とかではない。

ほんとに、ほんとに。(言い訳するほど嘘っぽくなるやつ?)

 

いや、だってコソコソ話って、リスクじゃない?

どんな内容であれ、”疑われたくない”から。

 

 

 

で、今気づいたけど、

そういう私も、話が長い。

 

 

 

 

 

と、変な導入になってしまいましたが、

気を取り直して…笑

 

これは、25歳にして会社から独立した女の奮闘記です。

突然思い立って、ブログにしてみよう、と。

 

もちろん自分の記録としての意味も含めて。(後付け)

 

いや、まあ、相手を意識して描かないと続きませんからね。

(↑自分に言い聞かせてます)

 

 

なんてゆーてますけども、(お笑いが好きなんです。特に漫才。)

きっと愚痴ばかりになることは予想できますけども、

どうかあたたかく見守っていただけると幸いです。

 

ひいては、どこかで迷いや不安を抱えて生きている方々に、

ここにも、リュックいっぱいに不安を詰めすぎて肩こりを拗らせながら

露頭に迷っている人間がいると、そんな認識で。

(あまり大声では言えませんが。)

 

ということで、よろしくどうぞ。